ナショナルセンターにおけるオンライン診療システム導入状況【2020年度】
国立精神・神経医療研究センター、国立成育医療研究センターのみがオンライン診療システムを導入
厚生労働省の施設等機関であった国立高度専門医療センター(略称:ナショナルセンター、NC)の各組織は現在、国立研究開発法人となっています。それぞれの領域で、専門的な医療の推進を責務として運営されている医療機関となります。
全国に6施設あるこのナショナルセンター。その中でも、先駆けてオンライン診療に取り組んでいるセンターはどこにあるのかを調べてみました(2020.08.16.現在)。
国立がん研究センター
https://www.ncc.go.jp/jp/index.html
未導入
国立循環器病研究センター
未導入
国立精神・神経医療研究センター
●診療メニュー:セカンドオピニオン(てんかん・てんかん外科と脳深部刺激療法(脳神経外科))
●導入システム:curon
●決済方法:クレジット決済のみ
●費用:全額自費扱い ※ 健康保険適用外
基本料金(1時間):45000円(税抜)
延長料金(必要に応じて30分まで):22500円(税抜)※1 保険診療ではありません
※2 この他、curon(クロン)の使用料が別途発生します。
国立国際医療研究センター
未導入
国立成育医療研究センター
●診療メニュー:セカンドオピニオン
●導入システム:Pocket Doctor
●決済方法:クレジット決済のみ
●費用:全額自費扱い ※ 健康保険適用外
30分まで 22,000円
60分まで 44,000円
75分まで 55,000円90分まで 66,000円
国立長寿医療研究センター
https://www.ncgg.go.jp/index.html
未導入
今後に向けて
今後、COVID-19の外出自粛や感染予防においてオンライン診療の社会的意義は高まっていくことと思います。
必要とする人に、地域格差なく適切な医療とその情報がとどきますように。
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